昭和34年頃、当時の市長が戦後の宇都宮復興に向け工業団地を誘致すべく、市民の為の官民共同のゴルフ場開発計画を発足。国の政策に変更があり、社団法人としての運営は断念されたが、その意志を継ぎ(株)宇都宮ゴルフクラブが設立される。そして、昭和36年に18ホールが完成。後に名門と呼ばれる宇都宮カンツリークラブが誕生した。昭和41年、土日の混雑緩和の為に9ホールを造成し、現在に至る。
歴史と伝統ある名門コースとなれば敷居が高いのでは?と思う方も多いだろう。だが、宇都宮カンツリークラブは市民の為のゴルフ場として発足した。スタッフは真心を込めたサービスを提供することを使命とし、業務に携わってきた。高齢者や身体の不自由な方には特例でフェアウェイ乗り入れに対応するなど心温まるエピソードも数多い。名門でありながらもアットホームと言われる所以はそこにあるのだろう。それゆえメンバーからの信頼は厚く、なんとメンバー歴40年、90歳を超える方が今も元気に毎週決まった曜日に来場しているという。
「全てのホールが名物ホール」と語るのは支配人。コース上の樹木にも漂う、深い歴史を感じながらプレーを楽しんで頂きたいとのこと。メンテナンスにも絶対の自信を誇っている。
メンバーから愛され、ビジターから憧れられるゴルフ場。それが宇都宮カンツリークラブなのだ。
ゴルフ場周辺情報 | |
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観光 | 宇都宮城址公園・清明館、宇都宮美術館、うつのみや妖精ミュージアム |
レジャー | 八幡山公園、宇都宮市森林公園 |
グルメ | 宇都宮餃子 |
お土産 | 伝統工芸(大谷石細工、野州てんまり、ふくべ細工) |
宿泊 | 宇都宮ポートホテル、宇都宮東武ホテルグランデ、ホテル東日本宇都宮、他 |