那須ちふり湖カントリークラブ

高原の爽やかな風が心地よいリゾートゴルフ

爽やかな風を感じる那須高原。標高500ｍほどのリゾート地ならではの穏やかな気候の中、快適な時間を過ごすことができる宿泊施設付のゴルフ場がここ、那須ちふり湖カントリークラブ。敷地内にあるちふり湖を囲む形でコースがレイアウトされている。コースへと向かう通路の先の大きな窓からは、最終ホールと湖をみることができ、まるで切り出された絵画のような風景が広がっている。間接照明を用いたクラブハウス内は、柔らかな明かりに照らされて優しいぬくもりに包まれているような雰囲気。また、水が湛えられた中庭は涼しさを感じさせてくれる。
自然の地形を活かし、できるだけ人の手を加えないという設計コンセプトを持つJ・M・ポーレットによる設計のため、高原のもともとアップダウンの少ない地形のなかに、微妙なアンジュレーションのあるコースに仕上がっている。メンテナンスの大変な洋芝を用いたフェアウェイは、四季を通して美しいグリーンの絨毯のようである。手間を惜しまず芝の手入れをしているおかげであろう。距離は長くはないので女性や年配の方にもラウンドしやすくなっており、ツーサム保証もしているためか、ご夫婦やカップルで利用される方が多いようだ。ちふり湖を中心として作られたコースではあるが、実は池が絡むホールは6番ホールのみ。ハザードとしてはバンカーの配置も巧妙でありながらサラッとした砂が多量に敷き詰められているため、難易度を高めている。見た目は美しいが、ボールを入れてしまうと苦戦することになるので要注意である。

リゾートならではのゴルフスタイル

クラブハウス内にある宿泊設備はツインルームが36室。部屋の中も間接照明を使用しており、蛍光灯などとは違った、落ち着いたたたずまいとなっており、のんびり体を休めるのによい雰囲気だ。泊まりで来て時間を気にせず大浴場の天然温泉にゆったり浸かって、日常の喧騒を忘れて癒されて欲しい。男性大浴場には露天風呂もあり好評だ。各部屋の風呂もゆったり足を伸ばせる広さがあるので、独りでのんびりしたい方はこちらもいいだろう。
夕食はシーズンごとにメニューが用意され、和洋いくつかのコースから選ぶことができる。特にお勧めなのは「黒毛和牛」のしゃぶしゃぶコース。国産の上質で柔らかな肉は、軽く湯を通して食べればその旨味が口の中に広がってくる。ぜひ味わってもらいたい。
プレーはスルーでのラウンドやハーフだけといったことも可能で、せっかくなのでゴルフ以外の楽しみも満喫してみてはいかがだろうか。色々な楽しみ方を提供してくれるゴルフ場であり、それぞれにニーズに合った休日を過ごすことができる。中には、那須の観光やレジャーを楽しむ家族連れの利用も多く、1人でのラウンドも受け付けてくれるので、家族は遊びに行って自分はゴルフを楽しむという方も。近くの別荘地やホテルに宿泊している方もよく利用されているようだ。ただし、1人でのラウンドは怪我などの万が一の事態もありえなくはないので、充分注意をされてプレーしてもらいたい。

那須高原サービスエリアのETC出入り口を利用すればコースまではすぐ。このサービスエリアで食べられるソフトクリームは絶品なので一度食べてもらいたい。ただしETC出入り口からだとサービスエリアは利用できないので白河インターから迂回して行くことになるが、ぜひ立ち寄ってもらいたい。
那須高原といえばおいしいパン屋がいくつもあり、お土産に立ち寄って焼き立てパンを買っていくと喜ばれる。あるいは濃厚なミルクから作られたチーズケーキも美味しいので食べてみて欲しい。せっかく那須まで来たのであれば、ゴルフはもちろんそれ以外のレジャーもぜひ堪能していきたい。遊園地やサファリパーク、アウトレットなどにも寄っていきたいところだ。

夜はラウンジでお酒を嗜むこともでき、ご夫婦での利用が多いからか和やかなムードで、静かにゆっくりと時間が流れていく。ラウンジにはビリヤード台も置いてあるので、気軽に楽しむことができる。羽目を外したいというときには、カラオケルームも用意されているので、こちらの利用もお勧め。また、団体で宿泊される方に好評な麻雀ルームもあるので、社員旅行などにも活用することもできる。
友の会の会員になるとプレーだけでなく、宿泊の割引特典もあるのでお得。友の会感謝デーや友の会コンペが定期的にあり、更にコンペの上位入賞者にはチャンピオン杯が開催されたりとイベントがいくつもあるので、料金がお得になる以上にうれしい。せっかく会員になったのだから何度も足を運びたいと思ってもらえるようゴルフ場側が努力しているのも印象的である。