あさひヶ丘カントリークラブ

関東プロ・日本女子プロ・東西対抗などを開催。幾多の名勝負が繰り広げられた舞台に挑戦を!!

　開場は1975年、刻まれた歴史の中で関東プロ・日本女子プロ・東西対抗等幾多の名勝負が繰り広げられた名門コース。筑波・富士・日光の3コースから成る27ホールは、いずれも戦略性はもちろんのこと景観にも優れ、壮大なスケールを感じることができる。
　まず筑波コース。こちらは全体的にフラットな造りになっており、求められるのは正確性。日光コースは距離があり、変化も多くタフなホールが連続する。富士コースは距離の長さに加え戦略性も高く上級者を唸らせるレイアウト。
　総じて言えるのはどのコースのどのホールも挑戦意欲を掻き立てられる為、ついつい狙い過ぎてしまい、結果的に罠にハマるケースが多いこと。狙えば狙うほど難易度が上がる油断できない造りになっている。1打目の結果によって2打目以降の攻め方が大きく変わるのでティーショットは特に集中して望んで頂きたい。
　グリーンは全ホール2グリーンになっており、コンディションは万全を期している。グリーンの速さは10フィート。プロツアー並みの早さを体験することができる。練習グリーンは4カ所あるのでスタート前の練習は忘れずに！
　男女混じった組でラウンドする際は富士×筑波がオススメ。景観美を眺めながらエンジョイ＆チャレンジのゴルフを。レディスティーは女性に優しい位置になっているので難ホールでも安心してラウンドできる。腕に自信のあるゴルファーには日光×富士に挑戦して頂きたい。飛距離と方向性、攻略の組み立てなど高いレベルを求められる。
　3つのコースの組み合わせで、全く違った楽しみ方ができるのがあさひヶ丘カントリークラブ最大の特徴。それぞれ違ったゴルフ場でプレーしているかのような感覚は来場する度に新しい楽しみを与えてくれるだろう。

次回の来場も楽しみになってしまうサービスの数々。接客レベルの高さにも注目を。

　伝統あるゴルフ場なのでコースが面白いことはもちろんだが、それだけではなく、あさひヶ丘カントリークラブはサービス面も非常に充実している。冬場のゴルフを快適に楽しめるよう、冬季は期間限定のサービスを実施。カイロや温かいお茶・コーヒーのサービス、那須塩原温泉を使用した足湯等々、心も温まる優しいサービスは本当にありがたい。図々しくも次に来場した際はどんなサービスがあるのだろう？と思わず期待してしまう。
　スタッフの接客も素晴らしい。もちろんメインはゴルフなのだが、気持ちの良い接客はプレーの楽しみを何倍にもしてくれる。接客レベルの高さの秘密を伺ったところ「ＣＳマスター」というスタッフランキングを実施しているという。来場者にアンケートを取ることで、スタッフのサービスへの意識を高めているのだ。
　もちろん設備面もぬかりない。外観に漂う伝統はそのままに、内装はリニュアルされて洗練された空間に。新しいこと・様々なことへの取り組みに力を入れているあさひヶ丘カントリークラブならではと言うべきか、乗用カートに搭載されているのはなんと最新のタブレットＰＣ。ナビの役割に加えマスター室との連絡も迅速に行えるので安心してプレーできる。
　ゴルファーが最も求めるコースの質の高さに加え、これだけのサービスの充実。リピーターが多いというのは納得だ。

　昨年から開始した年次会員「あっぴープレミアム会員」が好評。昨年は開始した年にも関わらず300名近い方が入会。今年も1月が終わった時点で100名近くの入会者がいるなど、このコースの人気の高さがうかがえる。それもそのはず、先述の通り素晴らしいコースと来場が楽しみになるサービスの数々はきっとまた来場したくなるはず。特に何度も来場したいと考える方にとってはお得なプレー料金や入会特典が多数揃った年次会員は魅力的だろう。視察プレーも受け付けているとのことなので、興味を持った方はゴルフ場までお問い合わせを。

　昨年の東日本大震災は栃木県に位置するあさひヶ丘カントリークラブにも少なからず影響を及ぼした。ゴルフ場として被災地に出来ることがないか模索し、省エネ対策など館内各設備の調整を始め、義援金の募集、復興支援プレー料金、チャリティーコンペの開催、チャリティーグッズ販売など、様々な手を尽くしてきた。その姿勢がゴルファーの心に届いたのか、なんと義援金は1,000万円に到達。南相馬市に、線量計150台（900万円相当）と義援金100万円を寄贈したとのこと。
　この活動は新聞でも報じられ、あさひヶ丘カントリークラブとゴルファーの強い繋がりを改めて感じる出来事となった。こういった姿勢も、メンバーを始め多くのゴルファーから愛されるゴルフ場である理由の一つなのだろう。