ライジングゴルフクラブ

迷ったらライジングへ。自分の今の本当の実力を教えてくれる貴重なコース。

ここでプレーをしているゴルファーの目は真剣そのものだ。
八溝山地の麓に緩やかに広がるライジングゴルフクラブは、アスリートゴルファーから高い支持を集めているゴルフ場。バラエティ豊かなコースレイアウトを攻略する楽しさもさることながら、彼らが目を輝かせる理由は、「実力が素直にスコアに反映されるから」だという。
大きな空を仰ぎ、広いフェアウェイに向かって思いきりクラブを振る爽快感がたまらないＯＵＴコース。ドッグレッグや谷越えなどのややトリッキーなレイアウトに、木や池の視覚的プレッシャーが加わった難易度の高いＩＮコース。景色も攻略法もがらっと変わるホールが次々と展開し、腕に自身があればあるほど挑戦意欲を掻き立てられ、夢中になって18ホールを突き進んでいく。
そしてすべてを終えた時、「試されていた」ことに気付く。さまざまなコースバリエーションはさまざまな技術を要求し、いいスコアを叩き出すにはホール毎に出される「指令」をこなさなければ叶わない。ティーショットを200ヤード地点にきっちり落とす、ティーショットを250ヤード以上飛ばす、木をよけながら230ヤード飛ばす…上級者に対する指令は容赦ない。そして行き届いたメンテナンスは、言い訳を許さない。まさに実力だけが明暗を左右するのだ。
自分の実力を試しに来る血気盛んなゴルファーに混じり、自分の実力を確認するために定期的に訪れる静かなゴルファーも少なくないという。狙い通りの方向性、番手ごとの距離感、バンカーや平らでないライからのショットなど、基本から応用を駆使し、一打一打を確かめるように丁寧にこなしながらじっくり廻る。常に同じ状態に維持され、変わらない難易度を誇るコース故、スコアの良し悪しは全て自分に起因する。今日のスコアは今の自分。まるで定期試験を受けに来ているようだ。
常に上を望む中・上級者には手厳しいが、初心者にとっては高低差も少なくのびのびとプレーできるコース。是非初心者のうちから通い、上達するにつれて変わっていく印象を楽しんでほしい。

ログハウスに宿泊してゆったり過ごすリピーターが増えている。
通常の宿泊ゴルフやコンペで利用するゴルファーの他、ゴルフ漬けの合宿に励む学生やゴルフと近隣の温泉を目当てに訪れる家族連れなど、その目的はさまざま。リゾート気分を味わえるログハウスに宿泊でき、バーベキューや囲炉裏焼きなど、味とボリュームで大好評の夕食も楽しめることが人気の秘密のようだ。
料理といえば、昼食も見逃せない。見た目も香りも食欲をそそる「黒ゴマ坦々麺」や「やみつき餃子」などの本格的な中華料理、粋なネーミングでボリューム満点「男の唐揚丼」など、多種多様なメニューに驚く。それらの料理は、「紅虎餃子房」でお馴染みの際コーポレーション中島社長プロデュースによるものと聞き、さらに驚いた。お店と同じレシピはもちろん、材料も同じものを使用するこだわりようだ。
ゴルフ場に行けば、ゴルフだけでなく必然的に食事をすることになる。ならば美味しいもの、ゴルファーがここで食事をしてよかったと思えるものを提供しなければならない。そんな想いが食事へのこだわりに繋がっているのだという。グルメなゴルファーや女性からの信頼も厚いはずだ。